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遺産分割

遺産分割のご相談

2人兄弟の母が遺言をせずに亡くなり,兄と弟2人で土地を相続することになりました。相続した土地をどのように分ければよいのでしょうか?

 

土地や家など,きちんと分けることができない遺産を分けるには,以下でお示しするとおり,いくつかの方法があります。

遺産を各相続人に分けることを「遺産分割」といいます。相続人のみなさんが納得するように遺産分割について話合いがまとまらなければ,仲の良かった家族関係が崩れることにもなりかねません。

遺産分割の話合いには,時間もかかりますし,法的な知識が必要となることも多くあります。弁護士はこうした問題を解決する専門家ですから,ご家族のみなさんが円満に暮らせるようお手伝いができると思います。遺産分割について,ご不安やおわかりにならないことがありましたら,お気軽に弁護士にご相談ください。

 


1 遺産分割の意味

亡くなった方(被相続人)の遺産は,相続人全員の共有状態となります。その共有状態となった遺産を各相続人に具体的に配分していく手続が「遺産分割」です。

遺産分割は,相続人が2人以上いる場合に必要な手続です。

相続財産は,死亡した瞬間に,相続人に相続されます。そうはいっても,現実に相続する多くの財産は,家や自動車など,切り分けることができないものです。そのため,相続人たちは,それぞれの相続分に従って,それらの財産をどのように分けるのかを決める必要があります。これが,遺産分割の手続です。

2 遺産分割の視点

遺産分割は、遺産を有効に活用するためには、欠かせないものです。

そのため、遺産分割の方法についても、遺産を公平に分けるという視点と、遺産を有効に活用するという視点が大切になります。

3 遺産分割の方法

遺産分割には、①現物分割、②代償分割、③換価分割、④共有分割という4つの方法があります。それでは、具体例を用意して、それぞれの方法を見ていきましょう。

具体例

遺産として、時価1000万円の土地があったとします。これを2人の子供(長男と次男)で相続する場合には、各自の相続分は500万円ずつになります。そこで、1000万円の土地をどのように分けるのかがポイントになります。

1 現物分割

現物分割とは、それぞれの財産自体を分割する方法です。

先程の例では、1000万円の土地を2つに分筆して、2人の相続人で半分ずつ取得することが考えられます。

 

この方法は、財産を公平に分割できる反面、財産全体の価値が下がってしまうことが多くあります。1000万円の土地を2つに分けたからといって、500万円ずつの価値を維持できるとは限らないのです。

2 代償分割

代償分割とは、一部の相続人が相続分を超えて財産を取得する代わりに、他の相続人に債務を負担する方法です。

先程の例では、1000万円の土地を長男に取得させて、代わりに、長男が次男に対して500万円の現金を支払うというやり方です。

 

この方法は、財産を有効活用できる反面、財産の価値や支払方法などによっては、不公平やトラブルが生じるおそれもあります。

3 換価分割

換価分割とは、遺産を売却するなどして換金した後に、対価を分配する方法です。

先程の例では、土地を誰かに1000万円で売却した後、売却代金を500万円ずつ分割取得することになります。

 

この方法では、財産の価値に応じた公平な遺産分割ができます。しかし、その反面、財産を手放さなければならないことや、買い手を探すために時間やコストがかかることがデメリットです。

4 共有分割

共有分割とは、遺産を相続人たちで共有取得とする方法です。

先程の例では、1000万円の土地を兄弟で共有することになります。

 

この方法は、他の分割方法では協議が整わない場合に用いられることもありますが、結局は解決の先送りに過ぎない場合も多く、財産の活用という点でも、トラブルの解消という点でも、あまりお勧めはできません。

5 終わりに

このように、遺産分割には、4つの方法があり、メリットやデメリットも様々です。

 

法定相続分は一つの目安にすぎませんので、遺産を有効活用できるような方法をお勧めします。弁護士がお力になれますので、ぜひお気軽にご相談ください。

【動画】遺産分割の方法について

【動画】遺産分割の対象について


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